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JR日豊線の大分駅より徒歩3分のエンゼル矯正歯科の院内感染予防対策のページです。

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院内感染予防対策

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院内感染予防対策に力を入れています

医療機関として院内感染予防対策をとるのは当然のことであり大切なことです。これはもちろん患者さんに安心してご来院いただくだけでなく、はたらくスタッフの健康にもつながることです。大分市の歯医者「エンゼル矯正歯科」では院内の衛生管理を徹底し、さまざまな方法で消毒滅菌を行っています。感染予防はユニバーサルプレコーションからスタンダードプレコーションへ移行しています。

ユニバーサルプレコーションと
スタンダードプレコーションとは?

ユニバーサルプレコーション(普遍的予防策)

院内感染で、特に医療スタッフへの感染予防や施設の汚染を防ぎ、感染症の流行蔓延を防ぐことを目的に行われるようになったのがユニバーサルプレコーションです。これは、米国でHIVの流行を防ぐために考えられた予防策で、HIVやHB、HCウィルスなど血中、体液中の病原体の存在をすべての患者さんについてあらかじめ検査して認知することは不可能に近いという観点から、すべてのもの(血液や体液、そしてそれに汚染された器具や環境)を感染性があるとして取り扱うという感染防止策です。

スタンダードプレコーション(標準的予防策)

スタンダードプレコーション(標準的予防策)

ユニバーサルプレコーションをさらに拡大した予防策がスタンダードプレコーションです。血液や体液を含むかどうかにかかわらず、接触・空気・飛沫感染などすべてに対応する感染対策です。これも米国でCDC(米国疾病管理予防センター)が予防策ガイドラインにスタンダードプレコーションについて言及し、包括的かつ新しい体系を示しています。

医院滅菌消毒システムの設備紹介

当医院は安心、安全な矯正歯科治療を行うためにデンタルユニットに送られる水と空気をより清潔にするためのシステムを組み入れました。そのほかにも当医院で取り組んでいる院内感染予防のためのポイントをご紹介します。

ポイント1 清潔な電解水の使用

デンタルユニット内にはアクラリーテ(殺菌電解水生成装置)を通した清潔な電解水が流れるようになっています。デンタルユニットの水回路のチューブ内は、 細菌が増殖しやすく、バイオフィルムが形成されやすい環境ですので、清潔を保つために、常に洗浄・除菌力のある生成水を通しているのです。

アクラリーテよって添加物を一切使用せず、水だけで作られる中性の電解水は、人や動植物、環境にやさしい衛生的な生成水です。この生成水は、水道水を強力に電気分解して残留塩素などの殺菌性物質(細菌などの無力化を促進する物質)を大幅に増加させているものです。うがい水としても安心してお使いいただけます。

清潔な電解水の使用

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ポイント2 新鮮な空気の確保
歯科用コンプレッサーは新鮮な空気が必要です ステンレス製の空気タンクなのでサビやオイルの混入を防ぎます。作動時にオイル不要なので常に清潔なエアーをデンタルユニットに送れるので衛生的です。

デンタルユニット内にはアクラリーテ(殺菌電解水生成装置)を通した清潔な電解水が流れるようになっています。デンタルユニットの水回路のチューブ内は、細菌の増殖しやすく、バイオフィルムが形成されやすい環境ですので、清潔を保つために、常に洗浄・除菌力のある生成水を通しているのです。

アクラリーテよって添加物を一切使用せず、水だけで作られる中性の電解水は、人や動植物、環境にやさしい衛生的な生成水です。この生成水は、水道水を強力に電気分解して残留塩素などの殺菌性物質(細菌などの無力化を促進する物質)を大幅に増加させているものです。うがい水としても安心してお使いいただけます。

新鮮な空気の確保

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診療用サクションの排気を清潔にします

排気にはHEPA規格の特殊フィルタ(0.3ミクロンまでの粉塵を99.97%捕集)を使用していますので機械室は常にクリーンな環境です。

機械室は自動換気システムで空気を清潔にしています

機械室内の温度が上昇すると自動的に強制換気するシステムなのでクリーンな室内が保たれ、コンプレッサーに清潔な空気が供給されます。

ポイント3 デンタルユニットについて

細菌感染のリスクを減らすシステムが組み込まれデザインにも優れているイタリアのチェフラ社のユニットを使用しています。その特徴は以下の通りです。

デンタルユニットについて

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デンタルユニットについて

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デンタルユニットについて

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バキューム洗浄システム バイオスター オートチップエアー

水で排唾管内を洗浄したあと、タンク内の消毒液を行きわたらせて消毒するシステムです。

バキューム洗浄システム

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自動的に水回路(タービン、マイクロモーター、エアースケーラー、シリンジ内のチューブ)を過酸化水素水で消毒するシステムです。日本ではヨーロッパのメーカーの3社の輸入ユニットのみです。

バイオスター

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器具を停止すると自動的にチップエアーが出て、ハンドピース先端に付着した汚れを吹き飛ばし、バックフローによる内部感染や二次感染を予防するシステム(スタインウェバーS280TRC)です。

オートチップエアー

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ポイント4 器具洗浄機について

ドイツのミーレ社の器具洗浄機を使用して、国際基準(ISO15883)に基づいた高度な洗浄・消毒を行っています。この洗浄機を使用すれば誰が操作しても常に一定した高いレベルでの洗浄が可能です。またタービン、マイクロモーター、エアースケーラー内部のエアーや水の回路の中まで温水がくまなく入り込んで、洗浄・除菌できます。

器具洗浄機について

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ポイント5 器具滅菌器について

イタリアのユーロンダ社の滅菌システムは、院内感染予防対策のために開発され、高度な滅菌処理をすることで清潔で安全な院内環境を維持し感染から守ります。 当医院では欧州の新基準 (2004年ヨーロッパ基準EN13060)をすべてクリアしたタイプBオートクレープを使用しています。

このヨーロッパ基準EN13060とは「あらゆる種類の滅菌物(固形、包装、多孔性、中空のあるもの)を滅菌できる」ということを意味しており、このEN13060に準じているものは“クラスBのオートクレープ”とされています。当医院ではユーロンダ社のE9の「オートクレーブ」を導入しています。

器具滅菌器について

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ポイント6 プラスチック製器具やチューブ類の滅菌について

E9で高熱をかけることができないプラスチックチューブ類などをホルムアルデヒドガスで殺菌する密閉型滅菌器です。消毒滅菌に用いたホルムアルデヒドガスは自動中和され庫内および器具に残存させない作業環境安全対応器です。当医院では、薬液の劣化、揮発毒性廃液処理による環境影響の問題があるため薬液での滅菌は行っていません。当医院で使用しているのは、Hollsteri 20 RMです。

プラスチック製器具やチューブ類の滅菌について

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ポイント7 滅菌袋について

タービン、マイクロモーター、エアースケーラー、プライヤーなどすべての器具は滅菌袋に入れて滅菌消毒します。患者さん一人ひとりの治療直前に滅菌袋から取り出して使用しています。患者さんごとに交換しているため、もちろん使い回しはありません。

滅菌袋について

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滅菌袋について

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ポイント8 ディスポーザブル品の使用について

当医院ではさまざまな備品で使い捨てできるようなディスポーザブル品を使用しています。治療に使う手袋は、患者さんひとりごとに交換。コップ、エプロンなどはすべて使い捨てです。

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